「木々-悠久のパートナー」 世界遺産 時を刻む

木々-悠久のパートナー

 2011/8/20 

まるで絵本の世界のような木の家が立ち並ぶスロバキアの山村・ヴルコリニェツ。住民わずか18人の村が世界遺産になった理由は、中世以来の木の文化がいまも暮らしの中に生きていることでした。ヨーロッパで木の建物がすたれ石の文化が主流になったのは、石造りを強力に推し進めたローマ帝国と布教の権威づけに巨大な石の教会を築いたキリスト教でした。そうした歴史にあって木造の家を守ってきたのは支配者から石の建物を許されなかった人たちや身近に豊富な樹木があった人たち。ヴルコリニェツの村も深い森から取れるトウヒの木を大切にして、建材から食器まで生活の隅々に生かしてきました。世界遺産でも木の文化が認められたのは最近のこと。日本が中心になって「木の文化」の伝統と意義を世界にアピールした結果でした。
ヴルコリニェツではリボンで飾ったトウヒを立てて新たな命を願う「5月の柱祭」では樹木信仰がよみがえります。600年以上も木々をよきパートナーとしてきた村。村人たちはどんな思いを木に抱くのでしょうか。(HP番組予告より)
制作:NHKエンタープライズ 制作協力:ホームルーム ディレクター:石田久人(ジン・ネット)
再放送は翌週火曜の午後4時より

Posted in archives.