「クラスター爆弾 廃絶への道-国際NGO 12日間の闘い-」 BSドキュメンタリー ATP(全日本テレビ番組製作社連盟)テレビグランプリ「ドキュメンタリー部門」 優秀賞受賞

クラスター爆弾 廃絶への道-国際NGO 12日間の闘い-

 2008/07/13

一つの爆弾から一度に数百もの小型爆弾が飛び散り、戦闘終了後も多くの不発弾が地上に残こるクラスター爆弾。地雷のように子どもや一般市民に多数の死傷者を出し、無差別に被害が広がることから、非人道的兵器として禁止を求める声が世界的に高まっていた。そしてこの5月ついに、米露中などクラスター爆弾の保有大国を除く、111か国が参加したダブリンの国際会議で“原則禁止”が採択された。
国連の軍縮会議で10年以上議論したにもかかわらず、前進しなかったクラスター爆弾の原則禁止。それを実現したダブリン会議の成否の鍵を握ったのは、250を越すNGOの国際連合体、クラスター爆弾連合(CMC)だった。CMCは会議に出席して議論をリードするだけでなく、各国代表への水面下での説得交渉や、禁止を求める国際世論を喚起するなどの活動を展開。国防に欠かせないと部分的規制を主張していたイギリスの姿勢を、会議終盤で逆転させることに成功。これを機に、日本など慎重派も一気に原則禁止を決断した。
番組では、CMC議長のサイモン・コンウェイ氏に密着。これまで非公開だったCMCの戦略会議をはじめ、各国の思惑が錯綜する国際会議の舞台裏を12日間に渡って取材した。

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