「なでしこ隊-少女達だけが見た“特攻隊”封印された23日間-」 土曜スペシャル

フジテレビ系列 土曜スペシャル
 2009/09/12

ここに、一枚の写真がある。1945年4月12日、鹿児島県、知覧─。陸軍特別攻撃隊、いわゆる「特攻隊」の出撃直前の様子を捉えた写真だ。手前で桜の枝を振り、特攻機を見送る少女たち。少女たちの名は、「なでしこ隊」。知覧高等女学校の女学生だった彼女らは、特攻隊の奉仕を命じられ、当時、極秘特命任務ゆえ隔離されていた特攻隊員たちの死への旅立ちを最も近くで見送り続けた。
特攻…… 250キロの爆弾と共に、敵艦めがけて我が身もろとも突っ込む。それは、追い詰められた大本営が決行した究極の作戦。
家族や恋人にも知らせることが出来ず最期を迎えなければならなかった特攻隊員たち。多くが二十歳前後という若さで、「人間爆弾」としてその生涯を自ら閉じなければならなかった彼等の心中は色々な思いが交錯した。
「なでしこ隊」の少女たちは、その真実の姿を見届けた。わずか15歳の少女が直視した特攻隊員たちの「死への旅立ち」の瞬間。そこには、家族、そして恋人への尽きぬ愛があった。絶たねばならぬ未来への夢があった。ただ隊員を見送ることしかできない…。
「なでしこ隊」の生存者である永崎笙子さんの証言と、当時の貴重な日記を元にドラマ化。ドキュメンタリーを織り交ぜながら、少女たちだけが見た封印され続けた特攻隊の真実に迫る。 
キャスト:成海璃子、成宮寛貴、薬師丸ひろ子 、他

 

「戦場のメロディー-108人の日本人兵士の命を救った奇跡の歌-」 土曜プレミアム

フジテレビ系列 土曜プレミアム
 2009/09/12

終戦後、戦勝国によって、捕虜や一般市民に対する殺害、虐待行為を問われた戦犯裁判が国内外で実施され、その中で最も過酷だったのがフィリピンだった。容疑をかけられた日本人兵士たちは、証人として出廷したフィリピン人による「こいつが犯人だ」という、指さし一つで、証言の信憑性を問われることなく次々に死刑の判決を下され、モンテンルパ刑務所に収監されてしまう。その中には明らかな冤罪も多かったという。
そして、終戦から6年後の昭和26年、極秘裏に14名の日本人の一斉処刑が行われた。 しかし、復興に沸く日本では、その事実に目を向けるものはいなかった。 迫り来る死への恐怖…そんな彼らの命を救いだす原動力となったのは、政治家でも、外交官でもない、一人の歌手・渡辺はま子だった。
モンテンルパの日本人戦犯が作詞・作曲した「あゝモンテンルパの夜は更けて」は、はま子の歌声を通して、大ヒットを記録。この歌を携え、はま子は当時国交のなかったフィリピンに単身乗り込み、日本人歌手として初めて、モンテンルパ刑務所を訪問。帰国後も、釈放を訴え続けた。番組では、はま子が長年にわたり記録していた「従軍日記」や関係者の証言を基にドラマ化。当時、国交もなく、反日感情の強かったフィリピンに、命を懸けて海を渡った歌姫・渡辺はま子が挑んだ、誰も知らなかった奇跡の救出劇を描く。
出演:薬師丸ひろ子、小日向文世、成宮寛貴、他