「レンガの原料はウラン残土だった」 報道特集


TBS系列  報道特集
 2010/05/29 23:00

東京・霞ヶ関の官庁街。歩道近くの花壇のレンガからは微量ながら放射線が出ている。 レンガの材料の土は、鳥取・岡山両県にまたがる「人形峠」で掘り起こされたもの。1955年ウラン鉱床が発見され30年間採掘が行われた。坑道を掘る過程で出た「捨石」と呼ばれるウラン残土が現場に遺棄され、今も22ヵ所に残土置き場がある。 鳥取県の一つの置き場で、住民が当時の《核燃》(現・原子力機構)を相手に、3千立方メートルの残土撤去を求め立ち上がった。裁判の結果、住民側が勝つが、ウラン残土はレンガにしてばら撒くという処理が決まった。今、このレンガは1個90円で売り出され、すでに全国で64万個が使用されている。なぜ、こんな解決方法になったのか。その謎を徹底追跡、レンガ製造工場にカメラが入った!