「神社が伝える津波のメッセージ」 報道特集

神社が伝える津波のメッセージ
TBS系列  報道特集
 2011/08/20

津波被害を調べるため、被災地を歩いていた調査員は、不思議なことに気づいた。津波が到達した「浸水線」をたどっていくと、なぜか神社が現れるのだ。1度や2度ではない。神社のすぐ前まで波がひたひたと押し寄せた、そういう場所がやたらに多い。そこで、福島県の沿岸部の神社82社を浸水地図に照合していくと、驚いたことに多くの神社がきれいに浸水線の上に並んだではないか。津波に飲み込まれることのないぎりぎりの場所に、まるで津波を止めたかのように神社は建っていたのだ。取材でみえてきたのは、神社にこめられた後世へのメッセージだった。

先人の声なき警告を謙虚に聞くことを我々は忘れたのではないか。それがひいては原発事故にまでつながったのではないか。スクープ取材で災害への備えに警鐘を鳴らす。

「木々-悠久のパートナー」 世界遺産 時を刻む

木々-悠久のパートナー

 2011/8/20 

まるで絵本の世界のような木の家が立ち並ぶスロバキアの山村・ヴルコリニェツ。住民わずか18人の村が世界遺産になった理由は、中世以来の木の文化がいまも暮らしの中に生きていることでした。ヨーロッパで木の建物がすたれ石の文化が主流になったのは、石造りを強力に推し進めたローマ帝国と布教の権威づけに巨大な石の教会を築いたキリスト教でした。そうした歴史にあって木造の家を守ってきたのは支配者から石の建物を許されなかった人たちや身近に豊富な樹木があった人たち。ヴルコリニェツの村も深い森から取れるトウヒの木を大切にして、建材から食器まで生活の隅々に生かしてきました。世界遺産でも木の文化が認められたのは最近のこと。日本が中心になって「木の文化」の伝統と意義を世界にアピールした結果でした。
ヴルコリニェツではリボンで飾ったトウヒを立てて新たな命を願う「5月の柱祭」では樹木信仰がよみがえります。600年以上も木々をよきパートナーとしてきた村。村人たちはどんな思いを木に抱くのでしょうか。(HP番組予告より)
制作:NHKエンタープライズ 制作協力:ホームルーム ディレクター:石田久人(ジン・ネット)
再放送は翌週火曜の午後4時より

「最後の絆・沖縄引き裂かれた兄弟-鉄血勤皇隊と日系アメリカ兵の真実」 土曜プレミアム 終戦記念特番

最後の絆・沖縄引き裂かれた兄弟-鉄血勤皇隊と日系アメリカ兵の真実
フジテレビ系列  土曜プレミアム 終戦記念特番
 2012/08/11 

1945年、太平洋戦争末期、最後の激戦地沖縄。そこで、血のつながった兄弟が、敵兵同士になり、戦場で対峙する、そんな考えられないような悲劇が実際に起きていた。
太平洋戦争末期の沖縄戦で、徴兵年齢に達していない14~17歳の少年たち1780人が兵士として召集された。その名は、「鉄血勤皇隊」。弟、東江(アガリエ)康治は旧制中学卒業を目の前にして鉄血勤皇隊に召集、闘いの中、致命的な銃創を負う。その弟の前に、最後に現れた敵国(アメリカ)兵…それは、弟を、家族を救いたいとアメリカ兵になり、命がけで故郷に帰ってきた兄だった。66年前のあの日、何が起こったのか…
16歳の少年兵だった弟・東江康治さんは、当時を振り返り、こう言う。
「家族とは血のつながり。親子、兄弟は、人間にとって、最も身近な存在です。しかし、戦争は、最も身近な家族さえも引き裂いてしまいます。私たち兄弟は、66年前の戦争で、兵士として戦いました。日本とアメリカ、二つの国のはざまでつらい体験をしました。」
悲劇の実話を、ドラマとドキュメンタリーで描く。
出演:佐藤 健、要 潤、手塚理美、大杉 漣、中田喜子ほか

「震災と介護その2-宮城県の東松島市」 NEWS ZERO


日本テレビ「ニュースZERO」
 2011/08/11 23:00

津波で壊滅的な被害をうけた東松島市の介護施設「なるせの郷」。利用者17人中11人が亡くなり1人が行方不明。救出に務めた職員も3人が亡くなった。私たちが取材を開始したとき、津波の被害が比較的軽かった松島町にある、同じ経営のデイサービスに、生き残った利用者たちも合流させ、デイサービスを再開しようとしていた。あれから4ヶ月、いま、困難のなか、職員も利用者も、「被災者じゃなくて復興者なんだ」という気持ちで前に歩み始めた。

「震災と雇用-福島県の浪江高校」 NEWS ZERO


日本テレビ「ニュースZERO」
 2011/08/10 23:00

福島県立浪江高校は原発から10キロ。立ち入りが禁止されている警戒区域内にあるため、二本松市といわき市の高校に間借りして授業を行っている。いま、高校3年生の就職活動が本格的に始まっている。浪江高校は、生徒の6割が就職を希望し、その多くは、これまで7割が地元に就職してきた。しかし、その地元が警戒区域になったいま、今年は求人がほとんどない。厳しい選択を迫られる生徒達の就職活動を追った。